【ソニー Sony MDR-XD150】密閉型ヘッドホン (テレビ・オーディオ用) ブラック EQ補正なしで使える


高音質な密閉型ヘッドホンを求めて・・・

 あいも変わらず「高音質な密閉型ヘッドホン」を探しています。
現在使っている密閉型ヘッドホンに大きな不満があるわけではなくて、より高音質なモノがあれば使いたい、というただそれだけです。


モニター用の密閉型ヘッドホンと言えばコレ

 スタジオで使われているモニター用の密閉型ヘッドホンの定番と言えば、このMDR-CD900STです。自分も使っています。
ただし、音質は自分が非常に苦手とする傾向のキャラクターだったりします。ぶっちゃけ「嫌な音」です。

 MDR-CD900STは各楽器の音が分離して聴こえます。そのため「音の欠点」をしっかり認識できるので、モニター用ヘッドホンとしては十分に役目を果たしてくれます。すごくクセの強い音なので、音楽鑑賞用にはお薦めしません。


Amazonでお安めの密閉型ヘッドホンを探す

 ヘッドホン収集が趣味と化してきたので今日もAmazonで良さげなヘッドホンを探しているわけですが、お高いやつはホイホイ気軽には買えないのでお安めなやつ(3000円以下)を探しました。

 この価格帯だと有名ブランドだけでは数が限られるので、見たことないような中華ブランドも候補に入れます。

 以前は新宿のビックカメラで陳列されているヘッドホンを片っ端から試聴して気に入ったやつを買うなんてことをやっていたのですが、アレは1度やったら「もういいや」になりますね。陳列ヘッドホンの入れ替えってそうそうないので。
なのでAmazonでの「イチかバチか買い」になります。


見つけたのがコレ

 中華ブランドで評価の高いやつは以前購入していて、残るは手を出していないやつはどうだろうか?と思いましたが、中華の出品者は「サクラレビュー」が多くてあまり参考になりません。

 自分は掘り出し物を見つけたいわけで、最初からハズレは掴まされたくはないです。

 候補を絞り込んで、今回決めたのがこの密閉型ヘッドホンです。

 第一印象としてはいかにも低音出そうないう感じ。XBシリーズならベース増強型だろうってことで期待できます。
※この記事を書いていて気づいたのですが、型番XB150じゃないです。XD150ですね。


この密閉型ヘッドホンの特徴

(1)密閉ダイナミック型40mmドライバーユニット:
直径40mmのドライバーユニットを搭載。密閉ダイナミック型で臨場感に満ちた低音を再現します。

(2)屋内でのリスニングに便利な約2.0mコード:
テレビやオーディオシステムとの接続に便利な約2.0mのロングコードです。

(3)快適な装着感のイヤーコンシャスデザイン:
ドライバーユニットを耳の角度に合わせて配置することで圧迫感を緩和。長時間装着しても疲れにくく、快適に使用できます。


この密閉型ヘッドホンの厳しい点

(1)プラスチックが多用されていて作りが安っぽい。
 実際安いので仕方ないですが。

(2)重低音は出ない。
 「XBシリーズだから低音に期待」してたわけですが、実際には私の勘違いで「XD」でした。重低音は聞こえませんでした。

(3)耳を覆うタイプだが結構ギリギリかも。
 私の耳は収まりましたが、割とギリギリでした。人によってはうまく収まらないかも。


この密閉型ヘッドホンの便利な点

(1)EQ補正無しでそのまま使える。
 ヘッドホンのレビューでは毎回この「EQ補正なしで使えるかどうか」が一番の心配点なのですが、このヘッドホンは大丈夫でした。
重低音が出ない件ですが、音楽を楽しむための低音(100Hz近辺)はしっかりと聞こえていますのでむしろスッキリと聴きやすい音質かと思います。
中高音が強調されるようなこともなく普段使いできそうな感じです。

(2)装着感は良好です。
 イヤーパッドはやわらかくて装着感は良好です。側圧も高すぎず低すぎずで長時間の装着でも大丈夫かと思います。(耳がイヤーパッド内に収まればですが)

(3)コスパは良いと思います。
 EQ補正無しで使えてこの価格(2500円以下)であればコスパが良いと思います。


密閉型ヘッドホン導入のその後

 EQ補正しないと使えないヘッドホンはそのまま梱包し直してクローゼットの奥へしまってしまうことが多いのですが(苦笑)、これは検証用として使っていこうと思います。

 下記に商品のリンクを貼っておきます。興味のあるかたはご覧になってみてください。