
電卓はサッとすぐに使えないと意味がない
PCを使っていて、ちょっと計算をしたいことがあります。手元に電卓が見当たらなくて、結局「アクセサリ」から「電卓」を起動して・・・、というのがいつものパターンです。デスクトップ画面にアレコレとプログラムを起動するのは、画面がゴチャゴチャするので苦手です。
スマホで電卓アプリを起動する方法も一時期やっていましたが、メニューから電卓のアイコンを見つけてタップして・・・、というその手順に嫌気がさしました。
「OK、Google。電卓を起動して。」
まぁ、コレはコレでスマートではあります。
でも、スマホの画面でタッチで数値入力するのは違うのですよね。何が悲しくてガラス板を指で叩かなきゃならないのかと。
「OK、Google。125かける42を計算して。」
これなら非常にスマートです。でも、年寄り向きじゃないかも知れない。
「えっ?何だって?もう一度言って」
ってなりそう。
ディスプレイ付きのモデルなら画面に計算結果を表示してくれるから、それなら問題無いですね。
ちょっと話が脱線しましたが、ちょっと計算したい時、手元に「電卓」があると便利ですよね。100円ショップの電卓でも十分役に立ちますが、PCや文具などガジェットにこだわる人なら、ぜひ電卓にもこだわって欲しい、と思います。

今回ご紹介するのは、SHARPの実務用電卓、COMPET CS-2135Lです。
パソコンと似た肉厚のキーで、いかにも「実務用」という感じ。昭和の時代の経理担当者がガンガン使っていそうな雰囲気です。(今は「弥生会計」や「Excel」なんだろうけど)

電卓は左手で使う
この手の実務用電卓は「左手」で使います。
センターポジションは「4」「5」「6」のキーにそれぞれ左手の「薬指」「中指」「人差し指」を置いて、薬指は「7」「4」「1」のキーを担当。中指は「8」「5」「2」を担当。人差し指は「9」「6」「3」を担当。小指は「0」で、親指は「+」を押します。
それで、キーを見ないでタッチタイピングするのが実務用電卓の正しい使い方ですが、私はちょっとした計算なら、どうしても右手で打っちゃいますね。どうしようもないです。
電卓 コンペットと聞くと思い出すのはコレ

今回ご紹介する電卓「CS-2135L」は型番の他に「COMPET」というブランド名が書いてあります。シャープ製電卓の「シリーズ名」ですね。
私は「コンペット」と聞くと、上の写真のようなネオン管の卓上計算機を思い出します。まったく同じモノではなかったですが、自営業をしていた親戚のおじさんの家にネオン管の卓上計算機が置いてありました。タイプライターぐらいの大きさというか、ワープロ専用機ぐらいの大きさ、いや、若い人にはこれでは伝わらないか・・・、まぁ、A4サイズのノートPCぐらいの大きさがありました。
上の写真のCS-10Aは、幅420×奥行440×高さ250mm重さは25kgだそうです。大きさといい重さといい、音声用のミキサーみたいです。

ちなみに今回の電卓は、幅190×奥行154×高さ42mm重さは271gです。とってもコンパクトですね。まぁ、スマホよりは大きいですけれども。
2電源方式の電卓
電源は2つ。一つはソーラーバッテリー。もう一つはCR-2032のボタン型電池です。ただし、電池は外装を固定しているネジを外して分解する必要があります。電池はダイソーなどで100円で2個とか安価です。

360°どこを見ても電池を交換するためのスロットや蓋などは見当たりません。
まぁ、通常はソーラーバッテリーだけで問題なく使えるので、内蔵電池の交換は2~3年に一回あれば良いほうなのかも知れません。
肉厚で大きなボタンの圧倒的存在感を持つ電卓

側面から見てもわかりますが、圧倒的存在感のある肉厚キーです。
パソコンなどと同じメンブレンタイプなので、ブニョブニョしたタッチです。個人的にはメカニカル青軸キーの電卓とか欲しいですが、あってもうるさすぎてオフィスでは使えないですね。
一応「早打ち」には対応しているみたいですが、アマゾンのレビューを見ると取りこぼしする事例も書かれていました。相当な早打ちの人なのでしょうか?自分が一生懸命早打ちした範囲では取りこぼしはなかったのですが・・・

右手で小指で「+」打ちやすい気もするけど・・・
大きなボタンの実務用電卓ならコレ一択
肉厚キーの電卓は他にも中華製のやつがあって、2つばかり買ってみましたが、キーにプラスチックのバリが残っていたり(リューターで削って修理が大変だった)、キータッチが良くないとか(キー見ないでタッチタイピングとか無理)、長く使うのは到底無理な代物でした。
なので、大きなボタンの実務用電卓なら事実上、コレ一択です。
長文をここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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