
Kindle キンドルを使ってみた
中国に住んでいた頃、日本語の紙の書籍の入手が難しいので、タブレットPCやスマホで電子書籍を読んでいました。3Gの時代でしたのでスマホでネットアクセスしようものなら通信費用がとんでもないことになるので、自宅のADSL海鮮でネットアクセスして「小説家になろう」から気に入った作品をダウンロードして読む、というスタイルです。
年末年始やお盆休みなど長期休暇の際は日本へ帰国。中国へ戻る時は10冊ぐらい紙の書籍を持ってくるのですが、すぐに読み終わってしまいます。なので仕方なくまたスマホやタブレットPCでの読書スタイルに戻る、と。
紙の書籍は読みやすいですが、かさばるのが難点です。中国へ行く前に紙の書籍は数十冊を実家に残した以外、1000冊以上は断捨離しました。中国には全部持っていくことはできませんから。
日本に戻ってから真っ先に入手したのが「Kindle」でした。
モノクロの「Kindle」とカラーの「Kindle Fire」とどちらにするか迷いましたが、結局「Fire」を選びました。7インチのタイプで8000円ぐらいでした。
中国で使っていたタブレットと違い、最新型のFireタブレットは電池の保ちが良かったです。長時間読書しても1日1回の充電で済みます。アプリをインストールすればゲームも遊べる普通のタブレットPCなので使用頻度は高かったです。
しかし、いいわいいわでアプリや自炊本のデータをたくさん詰め込んだところ動作が重たくなり、使うのにストレスを感じるようになりました。読書を楽しむために購入したのにストレスを感じるようでは本末転倒です。そこで2台目のKindleとして「Paperwhite」を購入しました。

本は開いて読むもの(キンドル用のケースが必要)
Paperwhiteを購入してすぐに気づいたのは「専用ケースが必要だ」ということでした。さっそくアマゾンで手帳タイプの専用ケースを購入。
カバーを開くと本の内容が表示されることに感動しました。
しおりを挟んだ紙の書籍と同じ、「当たり前の事」を普通に実現できていることが素晴らしかった。
その素晴らしいケースも5年経ち、先日角が欠けてしまい、このままではKindel本体を守りきれなくなると判断。今回の新しいケースを購入した次第です。

アマゾンでの商品紹介
https://www.amazon.co.jp/dp/B077WJ3XKY
最初に購入したケースは気に入っていたので同じものを買いたかったのですが、商品ページ自体が無くなっていました。中華製品は入れ替わりが激しいですね。
私の選択基準(キンドルケースに求める条件)
さて、この商品を選んだ基準は、以下の通りです。
- マグネット機能でカバーを開けたらPaperwhiteの画面が表示される
- 価格が安い
- カスタマーレビューの評価も悪くない
- 納期が早い
- Kindleのロゴが付いている
マグネット機能は必須。これが無ければカバーを買う意味がないですね。
価格については、もう5年も使っているKindleなのでいつ故障してもおかしくないです。アマゾンは自社端末の修理対応はしていないので買い替えになります。なので、高価なカバー買うならKindle自体を購入したい、という気持ちがあります。
カスタマーレビューは必ず確認するようにしています。悪いことが書いてあれば当然参考にしますし、良いことしか書いていない嘘くさいレビューも参考になります。
納期は重要です。アマゾンの中華製品あるあるですが、納期が2~3週間後の製品とかあります。自分は以前、海外モデルの特殊なスマホ用のカバーを探していたことがあって、納期が3週間のものしか無かったので仕方なく注文したことがあります。価格が安くても納期の遅いものは避けるべきです。
Kindleのロゴについては特に重要視してはいませんが、配置がオシャレだと感じました。


左側のKindleロゴが少し曲がってます

開くカバーの部分ですが、以前使っていたものと比べると薄くて軽いです。実は以前のやつは厚くてそれなりの重量感があって好きでした。車のドアみたいなものです。重いほうが好みというか・・・。
ですが、冷静になって考えてみると長時間手に持って読書するわけですから、ケースの一部であるカバーであろうとも軽いほうが良いわけです。そう考えれば妥協できると思います。
フェイクレザーやフェルトが貼られていますが、接着剤が若干はみ出ています。これも中華製品あるあるです。手作業で貼り付けているので、製品の仕上がり具合は作業者のスキルで決まってしまいます。まぁ、注意しなければわかりにくいですが。
たぶんこちらがキンドルケースの本家
本家「Fintie」の商品紹介ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B00UJC59GO
アマゾンで自分のPaperwhite用ケースを探していた時に上記のページを見つけました。おそらく本家「Fintie」の商品紹介ページだと思います。
「Amazon’s Choice」マークが付いているので本来ならこちらを選ぶべきなんでしょうが、以下の理由で避けました。
(1)「Kindle Paperwhite 第5世代、第6世代、第7世代、マンガモデル 専用」とあるが、Paperwhiteは4モデルしか存在しないのに「第5世代」とか「第6世代」っておかしくないか?
(2)自分が選んだやつよりも価格が高い。
まぁ、(1)については、Paperwhite以外のKindle全体を区別するために、内蔵のOSみたいなKindleのシステム自体の「世代」を表している、というのが後でわかりました。
Kindle Paperwhiteの世代表記について
https://www.earlyteches.com/2019/10/kindle-paperwhite-generation-identify-way/
ややこしいですね。
もっとユーザー目線で考えて欲しいです。
Kindleみたいな電子書籍リーダーはOSのバージョンとか普段は意識しないですよ。OSのバージョンの違いで「読める本/読めない本」とかあったら問題になってしまう。
それよりも、自分のKindleにどのケースが取り付けられるのか、それが重要。だから「世代」よりも「年式」で表示してくれたほうがわかりやすい。
自分のPaperwhiteは2015年に購入したから「2015年モデル」。なら「2015年用のケース」を買えば良いだけ。わかりやすいですよね。
キンドルPaperwhite旧機種用の実用的なケース
ケース購入から一週間経ちましたが問題なく使えています。
マグネット機能でカバーを開いたら、すぐ前回読んでいたページが表示されますし、カバンの中にラフに入れてもKindle本体をしっかり守ってくれるし、充電の際、ケースが邪魔になるとかも無いです。
実は、Paperwhiteはこれ以外に中古のやつを2台持っています。「実用書専用」と「なろう専用」で使い分けています。それぞれ別のブランドのケースを使っていますが、どれも問題なく使えています。
以前は紙の書籍を書店やコンビニで買っていましたが、断捨離で紙の書籍は一掃した現在、すべて電子書籍です。もし紙の書籍で所有していたとしたら、大変恐ろしいことになります。(置く場所が無い)
アマゾンの電子書籍は購入記録が残るので、未読や最新巻を通知してくれて便利ですね。もうKindleなしの生活は考えられないほど使い倒しているので、そのKindleを保護するケースはわりと重要です。紙の書籍のカバーを替えるように、たまには気分を変えて、いつもとは別の色のケースに交換したりして楽しんでいます。気軽に交換できるように、まぁ安めのケースをいろいろ試してみている次第です。
長文をここまでお読みいただきましてありがとうございました。
下記に商品のリンクを貼っておきます。興味のあるかたはご覧になってみてください。